来たる引っ越しのやることを網羅する章

引越しのやることと手続き順に関する詳細紹介引っ越しのピークシーズンに入っていくこの先、自身のやることを把握して効率よく各手続きを進めることは、毎日が忙しい中で満足な引っ越しを実現させるために重要です。

賃貸探し→物件検索→お部屋の内見→契約締結→旧住まいの退去申請→引っ越し業者の手配→引っ越し準備→登録住所変更届→引っ越し当日

簡単に書いただけでも相当な労力を要するのが引越しです。

しかも、例えば各費用をできるだけ安くしたい、希望の日程通りに引っ越しや手続きを完了させたいとなれば、一層大変な作業量となります。

これらを日常の生活・仕事をしながら進めるのであれば、やることの把握やコツの把握、順序の把握を基本とした計画が効率性を生みだします。

ここでは、その計画作成に役立つ参照できるコツのページを上記の工程に合わせて紹介します。

賃貸探し→物件検索→
この段階では、いかに早くいい物件を見つけるかがポイントです。

そのためには、探すサイトやアプリはもちろん、活用できる機能も活かすことが可能性を高めてくれます。

これらについて理解するためにおすすめの記事がこちらです。
引越しのピークシーズンに向けて効率よく物件探しを行うためのコツ

お部屋の内見→契約締結→
内見は重要です。実際に住んでからできるだけ後悔しないよう、部屋がどんな状態で、どんな利便性があり、どんな環境であるかを全て把握することが求められます。

基本的な部分以外にも、こんなところまでチェックしておくといいかもしれません。
賃貸契約&入居前に確認しておきたい原状回復に伴う掃除チェック項目

また、内側だけでなく、外側にも目を向けるといいでしょう。
賃貸物件を探す内見時に注意すべきこと

旧住まいの退去申請→
新居が決まったなら、いつからそこに住めるのかに合わせて、旧居となる住まいへの退去申請が必要です。退去申請には、何日前までに知らせなければならないなど、住まいごとに契約で定められているケースがほとんどです。

とは言っても、退去日を決めなければ退去申請もできません。

これらについて役立つ記事は・・・
賃貸の退去はいつまでに連絡すべきか? 連絡方法と家賃や掃除の考え方まで
賃貸の退去日と粗大ごみと立ち会い日と引っ越し日の関係
賃貸退去日と火災保険の解約と返戻金

引っ越し業者の手配→
引っ越し業者探しと選び方は、費用が発生することから難航することもあります。
また、見積もり料金を比較するには、それなりに手間と時間もかかります。

ポイントは、賃貸物件探しの際と同様、いかに効率よく探せるか?になります。

そこでおすすめなのが
効率化について: 引越し料金の見積もりを比較するために知っておくべきコト
交渉について: 引越し業者比較に外せない3つのポイント

引っ越し準備→登録住所変更届→
引越しの準備は、部屋を整理して荷造りするだけではありません。
外部との契約や登録内容への変更など多岐に渡ります。

ご自身で思いつく「やることリスト」とこれらを照らし合わせてチェックしてみてください。
引越しの手続きチェックリスト 全手順と準備項目20
引っ越し時に必要な登録住所変更の手続き先(転居届け先)チェックリスト一覧

また、旧居となる部屋への原状回復義務への対応についても知っておきましょう。
賃貸退去時の原状回復義務とは? クリーニング代の費用相場~トラブル回避のガイドラインまで

郵便局への転居届については、こちらも参考ください。
引越しによる郵便局への転送依頼(転居届・e転居)はいつからいつまでにすべきか?


少しでも引っ越しがスムーズに進みますように。


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おしゃれなデザインや個性的な賃貸物件で注意すべきポイント

おしゃれなデザインのマンションや個性的な住まいの賃貸物件と注意点カナリーietty(イエッティ)などの賃貸アプリやサイトで物件を探し始めると、条件検索の結果におしゃれなデザインのマンションや個性的な部屋が出てくるときがあります。

そのような住まいの写真は素敵で、ついつい興味を持ってしまいますよね?

ただ、そのような賃貸物件を見て具体的に検討する場合には、以下の項目についても自身にとって問題ないか検討するのが無難です。

・大型家具や家電が入らない
おしゃれな外観から始まるマンションや個性的な間取りの部屋の場合、ネックになりやすいのが玄関ドアや各部屋のドアの形や導線です。

おしゃれであるため、形状が特異であることで一般的な大きさより小さくなることや、個性的な間取りゆえに、奥の部屋までの通路が狭くなったり角度がついたりするなどある場合、ベッドや冷蔵庫、洗濯機などの生活必需品となる家電や寝具、家具が運び入れにくくなる可能性があります。

せっかくの素敵な新居であっても、お気に入りの家具や家電が入れられないとなっては、とても不便な生活になってしまうかもしれません。

・余計な費用の発生
独特の形状をした物件の場合、家電や家具の運び入れで通常の搬入とは異なる対応が必要となる際に、追加料金が発生してしまうことがあります。

引越しで入居の際、引っ越し業者の力で入れてもらう場合や、新たに家電など購入するときなどに業者に搬入してもらう際などが考えられます。

・粗大ごみで自力がむずかしくなる
ここまで挙げた家具や家電の搬入もしくは追加料金の問題がない場合でも、住んでいる期間中に家具の買い替えなどで廃棄する際、自分で粗大ごみに出すために外に出すことができなくなる可能性もあります。

また、自分で出すことができない場合は、業者の手助けが必要となり、それが追加費用の発生となってしまうことがあります。

おしゃれで個性的なデザインの賃貸物件が悪いわけではありませんので、上記の問題が自分にとって問題になるか否か、そして見つけた物件にそれらが該当するかなども確認することで、最適な賃貸であるかを判断する1つにしてみてはいかがでしょうか。

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賃貸退去日と火災保険の解約と返戻金

賃貸退去日と火災保険の解約と返戻金賃貸物件の退去をする際、火災保険の解約を別途行うことで返戻金を得られる可能性があります。

不動産管理会社への退去日の申請や、ガス・電気・水道などの光熱費に関する解約、引越し日や住所変更届などと同様、忘れずにしておきたい手続きです。

賃貸の火災保険契約は、一般的に2年ごとに契約をしては、2年分の料金を先払いしていることが多くあります。

そのため、最後の契約から2年未満のタイミングで引っ越しとなる場合、余分に払っていることとなる分が返金となるのです。

手続きは、賃貸物件に対する退去の連絡とは別に、自身(契約者本人)で契約先の火災保険会社へ申請します。

親切な賃貸物件の管理会社だと、どこへ連絡すれば解約できるか案内してくれることもありますが、火災保険の契約時に発行される保険証券や保険会社からの案内、サイトなどから方法を確認することができます。

解約手続きをすることで、お金が戻ってくる可能性があります。

忘れないように注意しましょう!



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賃貸の退去日と粗大ごみと立ち会い日と引っ越し日の関係

賃貸退去日と粗大ゴミと立会い日と引越し日の関係質問です。

あなたは、引越し時に出る粗大ゴミをいつ処分しますか?
A. 引越し元で処分
B. 新居へ運んでから処分

もし、答えがAならば、この後に紹介する賃貸の退去日、立ち会い日、そして引っ越し日との関係に注意が必要です。

もし、答えがBならば、粗大ごみの量や大きさによりますが、その分で引っ越し料金の負担が大きくなる可能性に注意しましょう。

では、ここからは「賃貸の退去日と粗大ごみと立ち会い日と引っ越し日の関係」について解説します。

粗大ごみは、各自治体の粗大ごみ回収に申し込みをするのが一般的です。

この場合、粗大ごみの回収日は毎日ではなく、週に1回程度のことが多く、また1回に回収できる量も制限があります。

そのため、週1回の回収に多くの人が集まり、直ぐに予約枠いっぱいとなることも珍しくありません。

また、一人当たりの1回の予約に出せる量にも制限がある場合があります。

その場合、確保できた予約日に全部の粗大ごみが出せないこともあり、複数回に分けて粗大ごみを出す必要もあります。

つまり、その分だけ時間が必要になるということです。

ここで、賃貸の退去日と立ち会い日と引っ越し日との関係についてです。

前回の記事「賃貸の退去はいつまでに連絡すべきか? 連絡方法と家賃や掃除の考え方まで」で書きましたが、賃貸の退去日に部屋の状態を確認するための立会いに参加するのが望く、その前には引っ越しも完了している必要があります。

そして、退去月の家賃が日割り計算となる場合は、できるだけ引っ越し日と賃貸の退去日=立ち会い日が近いのが望ましくなります。

つまり、粗大ごみの回収は遅くとも引っ越し日の前日までに終わらせられるスケジュール管理が必要です。

そのためには、文頭で書いた「粗大ごみの予約枠は埋まりやすいこと」を考えると、早めに希望する賃貸退去日、立ち会い日、引っ越し日の日程を作成して、それに間に合うように粗大ごみの申し込みができそうかを、各自治体の粗大ごみセンターに問合せしておくのがおすすめです。(もちろん、その前に何を粗大ごみで出すかを決定していく必要もあります)

実は関係性がある「賃貸の退去日と粗大ごみと立ち会い日と引っ越し日」について、参考になれば幸いです。

PS
どうしても自治体の粗大ごみ回収申し込みに間に合わないが、引越し先に粗大ごみを持っていきたくない場合の参考:
引越しの不用品処分方法 無料回収~買取まで

PPS
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賃貸の退去はいつまでに連絡すべきか? 連絡方法と家賃や掃除の考え方まで

賃貸退去の連絡はいつまで?家賃や掃除は?賃貸物件の引越しを決めて退去の連絡をする場合、いつまでにどんな方法で連絡をすべきなのか?書面?ネット?電話?メール?

また、退去する月の家賃は引越し日に合わせて日割り計算してもらえるのか?
退去時の掃除は必要か?最終日に部屋での立会いは必要なのか?

ここでは、これらの疑問について、実際の経験から解説したいと思います。

1. 賃貸退去の連絡方法については、事前に管理会社などへ問い合わせをして確認をする
書面での退去通知が必要であるかなどは、住んでいる物件によって異なります。
大きな会社が運営する賃貸であれば、ネットの退去申請フォームを使うケースもあります。

私は管理会社へ一度問い合わせをしました。

もし勝手な理解で勘違いがあり、退去手続きが実際には受理されず、家賃負担増や引越し時期が遅れるようなことになれば問題です。

管理会社=大家さんというケースもあるかと思いますが、一度直接問い合わせをして確認するのがいいと思います。

なお、問い合わせ自体の時期にも、できるだけ余裕をもって臨むようにするのが無難です。

2. いつまでに退去連絡が必要かについては、契約書上に記載があるも事前問合せが無難
これも契約している物件によって、いつまでに連絡(通知)の到着が必要であるかが異なります。

30日前、1か月前、2か月前など様々です。

通常は、賃貸契約時の書面に「いつまでに退去の通知が必要」について記載があります。

しかし、間違った理解を勝手にして問題が発生しないようにするためにも、上記の退去連絡方法についてと同様に事前問合せを行うのが無難です。

どのようなことが行われた段階で通知の受理日として扱われるのか?や、〇日前や〇か月前に相当する日が土日や祝日に該当する場合の考え方なども聞いておくと無難です。

ここでもできるだけ時間に余裕を持った事前問合せを心がけましょう。

3. 家賃が日割り計算となるかも事前問合せを行い、賢く退去日を設定しよう
退去の通知をする際、退去日を設定します。
その日を最後に、以降は住まいとしての権利を消失することになります。

退去日が末日になるなどで賃料計算上で区切りのいい日で無い場合は、当月内で退去日の翌日以降の日数は請求対象にならない場合もあります。

退去月の家賃が日割り計算となるかについても、賃貸物件の契約内容によって異なります。

もし日割り計算となるならば、退去日の設定を引越し日とできるだけ近づけて設定することで、余計な家賃の費用負担を避けられます。

例えば、1か月30日の月で、賃料10万円なら1日あたり3,333円も差が出る計算です。

退去月の家賃がどのように扱われるのかについても、管理会社へ確認するのが確実です。

私の場合、日割り計算をしてもらえるとのことで、退去日に設定する日は、引越し日の翌日にしました。

引越し日と同日も考えましたが、引っ越し代を節約するために時間指定をしていない中、退去する部屋の立会いも行いたかったので、同日は厳しいと判断しました。

4. 部屋の状態確認に際した立会いには参加できるならした方がいい
通常、賃貸の退去日には部屋に何も無い状態にする必要があります。

そして、その状態に対して部屋の壁や床などの汚れや痛みの状態を確認して、原状回復に必要なクリーニング代などの費用が確定します。

このとき、立ち会いをするのが一般的です。
管理会社や大家さんと一緒に汚れや傷を確認して、費用負担の割合など話し合うことができます。(基本的には契約時の基準とガイドラインに基づき話が進みます)

入居時の部屋の写真を持っているならば、それも活用して、万が一府に落ちない指摘を受けた場合はしっかり話し合うのが必要です。

やむを得ない理由で立ち会いできないことを告げる場合は、管理会社の確認結果を基に費用が算出されてしまうため、トラブル回避をする上でも、可能な限り立ち会いには臨むのが無難です。

5. 退去前の掃除は気持ちの部分が大きい
退去時の掃除は必要なのか?

私も迷いましたが、最終的にはできるだけ掃除をしておきました。

しかし事前問合せの時に聞けた話では、私が当時住んでいた物件の場合は掃除はしなくてもいいとのことでした。

では何故したのか?
それは気持ちの部分が大きかったかと思います。

掃除はしなくていいとは言われても、もし原状回復にかかるクリーニング代に多少でも影響があると気分的に嫌でしたので。

あとは、長く住んでいたところなので、感謝の気持ちでした。

 

本記事がお役に立てれば幸いです。

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