これからの住まいを賃貸にするか購入するかは、人生プランの中で1度は悩むテーマかもしれません。
今回は、購入か賃貸か?の中で挙げた1つ、「新築マンションの購入」についてのメリットとデメリットを解説します。
【新築マンション購入】
<メリット>
– とにかく新しくて綺麗
マンション・賃貸・一戸建てに関わらずですが、「新築」は綺麗です。
新しい、そして長く住む家として、一番いい状態から始められます。
– ハイグレードな設備やサービスを手に入れられる可能性がある
中古物件や一般的な賃貸・建売住宅などに比べて、マンションによりますが標準の設備がハイグレードである傾向に期待できます。
また、マンションの規模によっては、コンシェルジュサービスや様々なレンタルルームやスペースなどの併設が用意されている場合もあります。
– 管理費や修繕費が初めは安い値段で住める可能性がある
マンションには、毎月の管理費や修繕費が発生するのが一般的です。
また、そのマンションの部屋を所有している期間ずっと同じ月額とはならない場合があります。
マンションは、年数経過とともに劣化が進み、その度合いが高くなる後期ほど管理費や修繕費のかかり方が大きくなる傾向があります。
逆に言えば、新築マンションの段階から数年間では、それほど高い管理費や修繕費を要求されない場合もあります。
綺麗なうちに早く住めるだけでなく、経済的な負担も少なめで住めるのは、新築マンションの特徴かもしれません。
– タイミングと予算によっては好きな階層を選べる
中古のマンションとなれば、その1部屋しか空いておらず、そこを契約するか否かの話となります。
しかし、新築マンションでは、複数の階層と部屋から選択できるチャンスがあります。
これは、新築マンションならではの特徴です。
多くの階層と部屋で募集があるタイミングに予算を多少調整できるようであれば、値引き交渉を含めて好きなマンション内の好きな階と部屋を選択できる楽しみもでてきます。
<デメリット>
– 初期費用やローンがまとめて必要になる
新築に限らずですが、住まいの購入には多額のお金が初期費用で発生します。
また、契約時の一括払いによる購入でない限り、ローンとして毎月の支払いも生じます。
その上で、特に初期費用へのまとまった金額の用意が必要です。
いくつかの不動産関連サイトの情報によると、新築マンションの購入にかかる初期費用の平均相場は、購入価格の5%前後くらいのようです。
– 物件によっては立地が新規開発エリア=最寄駅から遠くなる可能性がある
世の中の便利な立地には、昔から建物があり、新築マンションが次に建つ場所といえば、空き地となる場所である必要があります。
そのため、極端に利便性のいい新築マンションは多く建たない傾向もあります。
もし便利な駅近の場所が建て替わることによる新築マンションがあれば、料金は高額になる可能性があります。
– 値段(値引き)交渉がしにくい可能性がある
新築マンションは、一気に全部の部屋を販売するとは限りません。
また、値段のつけられ方もタイミング次第で変化する傾向があります。
そのため、売り手側がどうしても早く売り切りたいと思っているタイミングでの値段交渉とならない限り、値引きの実現が難しい場合もあります。
– まだ建物が完成していない段階での申込みの場合、不透明な部分が存在する
特に便利なエリアに建てられる場合や、マンション自体の概要が資料ベースでも素晴らしい場合、完成前の段階で人気となり、申し込みが必要な場合もあります。
モデルルーム見学などである程度の確認は進められても、実際に自分が住む部屋を確認できないのは不安でもあり、誤認識が生じる可能性もあります。
PS
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