賃貸物件に関して、今日こんなニュースがありました。
**********************************
平成25年版国土交通白書が発表され、この白書の中で、持ち家を希望する人は12年ぶりに80%以下となる79.8%を記録、逆に賃貸(借家)で構わない人は、12.5%と過去最高を記録している。
**********************************
最近では、消費税増税・ローン減税・低金利などの言葉に誘われたマンション購入意欲が高まるといったニュースが多くありましたが、ここに来てのこの報告内容は、とても現実的な人が増えてきた証である気がします。
以前、その分譲マンション購入、要注意!!増税・ローン減税・低金利に影響された住宅購入はするだけ損!で述べたように、賃貸物件かマンション・住宅購入かは、あなたの将来への資産投資であると私は考えます。
その中で、今回の報告内容の傾向は、現在では不動産の保持すること自体が自分への資産にならないと考える人が増えてきた結果であると思う。
そしてこれは、各々が将来を細かく想定して考えた結果であれば、決して間違った判断ではないと思う。
例えば「車」。
昔は「車」を手に入れることが、ステータスであったり、投資であったりしていた。
しかし、今は同だろう?
多くの答えが
「レンタルで十分」
「レンタルの方が、結果的に安い」
「レンタルが便利・楽」
である。
つまり、「車」=「資産」にならなくなってきている。
興味深いのは、このような答えは都心ほど多い。
当然ながら、保有する上での費用が高いことなどが理由として大きいが、
この考え方は、今は「賃貸か購入か?」にも及んでいる気がする。
そして、このような結論者が増える理由には、しっかりと将来設計と自分の資産投資できる可能性を計画している人が増えてきた証と思う。
よく世間では単純に「賃貸が増えた」=「世の中の低所得化」が聞こえるが、実際には違うと思う。
逆に、「低所得者」であるならば、余計に「賃貸」か「購入」かのバランス判断は重要であり、消費者が比較出来る情報が増えてきた今では、賢く判断されてきた結果ではないだろうか?
そして、中には購入の方が結果的に満足となるという決断をする人もいるかもしれない。
住まいの場所と年齢によっては低所得者ほど、購入のケースが増えるのかもしれない。
これらは、全て個人個人違う。
この傾向が続けば、少なくともこの先、買ったマンションや一戸建にローン返済で苦しみながら住み続け、払い終わりに予想外の出費が生じ、「そもそも購入した意味が分からない」という人は減ってくると思う。
しかし、まだ反面、このような考えが浸透しなく、安易な購入が増えている一部もある気がする。
このブログを読んでいただけている人には、少なくとも安易な確信のない判断で住宅マンション購入をすることがないよう、切に願っています。
素敵な住まいが出来ますように☆
タカハシ
PS
そして、結果的に賃貸が自分には正しい選択と考えられるときには、
賃貸物件の探し方に欠かせない73の秘密のコツ
も参考に、より有意義な住まい探しを実現させてください。
PPS
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事が他にも役立つ人が身近にいたならば、是非一番下のブックマークやシェアで共有下さい☆