賃貸で同棲することになった場合の「よくある疑問」について、今回は紹介します。
新しく同棲目的で賃貸を探す人も、現在の一人暮らしから同棲に変わる人にも参考に出来る内容です。
1. 単身入居としての契約にすべきか、同棲すると申告して契約すべきか?
常に毎日一緒に住んでの生活をするならば、同棲する相手と2人の名前で契約するのが無難です。
物件によっては、虚偽の居住が発覚した段階で、契約違反による退去となる可能性もあります。
特に、虚偽が発覚する多くは、周りの他の住民からのクレームによることが多く、
オーナーとしても、周りの圧力で大目に見れなくなっています。
せっかく2人で幸せに楽しく新しい生活を送るのであれば、そのようなリスクを考えない契約が望ましいでしょう。
もっとも、2人での入居になる場合、両人分の保証人を立てる必要があったりします。
この部分は不動産ごとに違いますので、良さそうな部屋を見つけたときは、早めにこの点についての確認をしておきましょう。
2. 賃貸同棲の生活費(家賃・光熱費・食費など)は、どのくらいかかるものなのか?
これは、以下のようにリスト化します。
あくまでも、私個人の経験からの平均値です。
給与(手取り):¥25,000/月
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家賃:¥70,000/月
光熱費合計¥10,000/月
食費:¥40,000/月
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生活費合計:¥120,000/月
食費は、平日は自炊&昼食は前日夕食の残りをランチBOXにしています。
週末は、カジュアルな外食中心です。
私の基準では、給与の半分が娯楽費や貯金へ投資出来るように計算していました。
上記の例だと、その後貯金で¥80,000/月、娯楽費が¥50,000/月程度です。
ただし、娯楽費¥50,000は、万が一の病院代や年間で数回する旅行への積み立ても含めてなため、単なる娯楽のために毎月¥50,000使い切ることは無い計算になります。
3. 同棲における現実的な家賃相場は、いくらくらいか?
これは、上記をみていただくと分かりますが、個人の経験では、給与の1/3以下に抑えることがポイントであると考えます。
もちろん、人によっては趣味にもっと費用をかけたい人もいるかもしれません。
ただし、私の経験では、同棲における住まい環境は重要です。
ちょっとした空間の配慮や作りだけで、お互いが円満に生活を日々出来るようにもなります。
逆に、賃料のケチにより何かと不便が生じる賃貸に住んでしまえば、ストレスと最悪の事態にも影響します。
何の為に同棲するのか?を考えれば、家賃以外の生活費に対する考え方も少しは柔軟に出来るのではないでしょうか?
逆に、この点で理解が難しいのであれば、同棲自体が難しい(まだ早い)のかもしれません。
4. 一人暮らしの最中に、同棲することに・・・今の部屋に同棲として住み続けたい場合、申告すべき?
これは、予め気をつけて申告を行わないと、大変なことになります。
なぜなら、賃貸には、物件ごとに入居体系の決まりがあるからです。
1つのマンション全体で単身用の場合もあれば、部屋ごとにファミリー用と単身用が両方可能なものまで様々です。
最初に今住んでいる物件の契約をしたときの控えなどで、どのような契約内容のマンションであるかを確認するようにしましょう。
仮に、あなたが住んでいる賃貸マンション・部屋が単身用で有る場合、申告することで早期の退去へ追い込まれる可能性があります。
これでは、次の引越し先賃貸が満足に選べていないにも関わらず、今の所も直ぐに出なければならない状況になってしまいます。
もし、単身用の賃貸に住んでいるならば、無理な申告はしないで、今の住まいがある間にゆっくりと2人で住める良さそうな賃貸を探す方が無難です。
もちろん、これでは同棲スタートが遅くはなりますが、長い目で考えれば、円満な結果となる可能性は高いと思います。
良い同棲生活が送れます様に♪
タカハシ
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