よく「住みたい街」「住んでよかった街」といったランキングを目にしますが、実は沿線にも人気ランキングとして「住みたい路線」と「住んでよかった路線」の統計があります。
今回の統計は、SUUMO(スーモ)からの情報ですが、ランキングは以下の通りです。
【住みたい路線ランキング2012】
第10位 JR東海道本線
第9位 東急井の頭線
第8位 JR総武線
第7位 京王線
第6位 小田急線
第5位 東急田園都市線
第4位 京浜東北線
第3位 東急東横線
第2位 JR中央線
第1位 JR山手線
【住んでよかった路線ランキング2012】
第10位 東京メトロ東西線
第9位 JR東海道本線
第8位 JR総武線
第7位 東急田園都市線
第6位 小田急線
第5位 東急東横線
第4位 JR山手線
第3位 京王線
第2位 JR京浜東北線
第1位 JR中央線
今回興味深いのが、以前の住みたい街ランキングと住んでよかった街の結果では、「住みたい」と「住んでよかった」とでは、出てくる地名に大きな変化があったにも関わらず、賃貸沿線におけるランキングでは、大よそで「住みたい」と思われているところが、「住んでよかった」としても良い評価を得ている事です。
路線の場合は「住みたい」と選択するポイントとして多くが、勤務先・学校に近いという「家と職場(学校)との距離」が優先的に考慮されての結果である可能性が高く、「住んでよかった路線」とは、この「移動」に関することを依然としてベースにした総合的な評価の現われであることから、「住みたい」と思われない路線は、やはり「住んでよかった」とも出てこないのではないかと考えられます。
ここで大事な事があります。
「住んで良かった街」にランクインする街を通る路線が「住んで良かった路線」としてランクインがある場合、人気上昇に伴う、賃料の高さと競争率の高さ=選び方を誤ると「余り物件」にぶつかる可能性が考えられます。
これまでの傾向を総括していくと、「住んでよかった街」の中でも、「住んで良かった路線」に入らない街があなたにとって利便性のある駅と考えられるのであれば、住める率としても、家賃相場のリーズナブルさとしても、狙い所かもしれません。
もちろん、住むエリアや路線はランキングで決めるものではありませんが、もし2つの物件で悩んでいたり、まったく希望物件を探す上でエリアの絞込みが難しい際には、参考にできるのではないでしょうか?
良い賃貸マンションに出会えますように☆
タカハシ